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贔顧

贔顧
名詞
1
標準
文例 · 用例
いかに校長が文平を贔顧だからと言つて、二人の位置を動かす訳にはいかない。
島崎藤村 破戒 青空文庫
家内はまた弟の進|贔顧
島崎藤村 破戒 青空文庫
文平|贔顧の校長は、丑松の組に勝たせたくないと思ふかして、熱心になつて窓から眺めて居た。
島崎藤村 破戒 青空文庫
それに、丑松を贔顧にして、伊勢詣に出掛けた帰途なぞには、必ず何か買つて来て呉れるといふ風であつた。
島崎藤村 破戒 青空文庫
斯の言葉を聞いて、また人々が笑へば、そこへ弥次馬が飛出す、其尾に随いて贔顧贔顧の論が始まる。
島崎藤村 破戒 青空文庫
どうも瀬川君が贔顧の仕方は普通の愛読者と少許違ふぢや有ませんか。
島崎藤村 破戒 青空文庫
「ここですか、貴方の贔顧にしてる家は」 とお雪は言って、花瓶だの、鏡だの、古風な油絵の額だので飾ってある食堂の内を見廻した。
島崎藤村 家(下巻) 青空文庫
あの社長とかが向島を贔顧にしましてネ、箱根あたりへ連れてったそうです。
島崎藤村 家(下巻) 青空文庫