銑
ずく
名詞頻度ランク #26016 · 青空 87 例
標準
pig iron
文例 · 用例
やけくそで、いっそ林銑十郎閣下のような大鬚を生やしてみようかとさえ思う事もあるのだが、けれども、いまの此の、六畳四畳半三畳きりの小さい家の中で、鬚ばかり立派な大男が、うろうろしているのは、いかにも奇怪なものらしいから、それも断念せざるを得ない。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
銑太郎は、ふと手にした巻莨に心着いて、唄をやめた。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」 と呟くうちに真面目になった、銑太郎は我ながら、「串戯じゃない、手間が取れる。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
豪商|狭島の令室で、銑太郎には叔母に当る。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
帽子の裡の日の蔭に、長いまつげのせいならず、甥を見た目に冴がなく、顔の色も薄く曇って、「銑さん。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
声も低う、「銑さん、よっぽどの間だったでしょう。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
しばらくして、「銑さん、」「ええ、」「帰途に、またここを通るんですか。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」「何でも可うござんすから、銑さん、貴郎、どうにかして下さい。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
作例 · 標準
溶鉱炉から真っ赤に溶けた銑が流れ出し、工場内を凄まじい熱気が包み込んだ。
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銑鉄は炭素含有量が高いため、そのままでは硬すぎて細かい加工には向かない。
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鉄鉱石を精錬して取り出された銑は、さらなる工程を経て強靭な鋼へと姿を変える。
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