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生き胆

いきぎも
名詞
1
標準
liver taken from a living animal
文例 · 用例
それはとにかく、この男の子が鳥目で夜になると視力が無くなるというので、「黒チヌ」という魚の生き胆を主婦が方々から貰って来ては飲ませていた。
寺田寅彦 海水浴 青空文庫
てっきり私は六神丸の原料としてそこで生き胆を取られるんだ。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
多分死なない程度の電流をかけて置いて、ピクピクしてる生き胆を取るんだろう。
葉山嘉樹 淫賣婦 青空文庫
ただし山人に会っては逆手をとられて、自分の方が、生き皮をはがれ、生き胆をぬかれる。
中村清太郎 ある偃松の独白 青空文庫
」「その薬法でござるか」「その薬は」「……じゃあお話しいたすが、実はその薬になる物というのは、お手前の生き胆じゃ」「えっ……」 と息を止めた馬春堂の顔の長さは見ものです。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
人胆がある種の病に奇効があるということは、漢書でも見たことがあるが、現在の自分が生き胆を抜かれるために飼われているのだと聞かされて、馬春堂は、あっと色を失いました。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
生き胆を取るなんて、冗談にも程がある」「まあ、そうお怒りなさらないで」「人を……人を馬鹿にしている」「ご尤もでござる。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
まあ長い御丹精はお願いしませんが、もうここ二、三日のところ、せいぜい美食をしていただきたいもので」「じゃあ……」と馬春堂の厚い唇がワナワナとふるえて、「わしの生き胆が入用なために、ここへ捕えて置くというのはまったくなのか」「今日までおかくし申していたが、貴殿はこれでちょうど四人目。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
作例 · 標準
古の祭祀では、豊穣を祈願するために、生きたままの獣の生き胆が捧げられたと伝えられている。
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ある種の病には、生き胆を薬として用いることで治癒すると信じられていた時代があった。
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その呪われた儀式では、魔術師が獲物の生き胆を切り取り、その力を使おうとした。
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「まさか、そんな恐ろしい儀式で、生き胆を使うなんて…信じたくないわ。」
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