打ち続ける
うちつづける
動詞-一段
標準
to hit repeatedly
文例 · 用例
彼は祭りの太鼓の音のように、この音が気に入っていたらしく、彼自身太鼓たたきになったような気になったのか、この音楽的情熱を満足させるために、鼻血が出るまで打ち続けるのであった。
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
七三郎の巴之丞が、洛中洛外の人気を唆って、弥生狂言をも、同じ芸題で打ち続けると云う噂を聞きながら、藤十郎は烈しい焦躁と不安の胸を抑えて、じっと思案の手を拱ぬいたのである。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
この評判なら百日はおろか二百日でも、打ち続けるは定でござりまするのう。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
黒い面当をつけ、緋縅の具足に鍬型兜のいでたちりりしい鎧武者は、誉れに充ちた腕を振りあげて必死の力で太鼓を打ち続けるのである。
— 牧野信一 『バラルダ物語』 青空文庫
間もなくタイタニック号からは、フィリップスの打ち続けるSOSが火のように放散される。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
そのために考えられる手を、組織的に、繰り返し、徹底して打ち続けることこそN―10の成否の鍵を握ると浜田は考えた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
一つの出し物が「当れ」ば幾月でも打ち続ける。
— 岸田國士 『劇場と作者』 青空文庫
二日三日とひとつ町で打ち続けるときは、きっと毎朝小さな色褪せた茶色の風呂敷を首っ玉へ巻きつけて、なんにも言わずに出ていった。
— 正岡容 『寄席』 青空文庫
作例 · 標準
例句