どれ
どれ
感動詞
標準
文例 · 用例
どれおとっさんに少し抱さってみい。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
どれか子をうみやがったなと思うていると。
— 伊藤左千夫 『牛舎の日記』 青空文庫
どれだけ涙が出たか、隣室の母から夜が明けた様だよと声を掛けられるまで、少しも止まず涙が出た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
すなわち、その言語を用いる人々は、或る一定数の音単位を、それぞれ互いに違った音として言いわけ聞きわけるのであって、言語を口に発する時には、それらの中のどれかを発音するのであり、耳に響いて来た音を言語として聞く時には、それらのうちのどれかに相当するものとして聞くのである。
— 橋本進吉 『国語音韻の変遷』 青空文庫
全体この言語の音を研究するについて先ず第一に大切なことは、どれだけの違った音でその言語が組立てられているかということ、つまりその言語にはどれだけの違った音を用いるかということであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それでその言語においてどれだけの違った音を用いるかということは、言語として非常に大切なことであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
それで或る言語においてどれだけの音を違った音として区別するかということが大切な問題となるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
そういう訳ですから、古典を研究し古典の意味を解釈するという場合においても、昔の人がどれだけの音を聴き分け、言い分けておったかということを知るのが大切であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫