手付かず
てつかず
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #35223 · 青空 0 例
標準
untouched
文例 · 用例
四 藤川の女将の斡旋で若林の話がきまった晩、彼は別れぎわに小遣を三十円ばかり銀子に渡し、あまり無駄使いしないようにと言って帰ったのだったが、その晩は銀子も家の侘しいお膳で、お茶漬で夜食をすまし、翌朝割引電車で、錦糸堀の家へ帰ると、昨夜もらった手付かずの三十円をそっくり母親に渡した。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
ガラツ八の注進が早かつたので、平次が行つた時はまだ土地の御用聞も來ず、お咲の殺された現場も手付かずで、平次流の觀察や調べ事には此上もなく誂へ向です。
— 酒屋忠僕 『錢形平次捕物控』 青空文庫
平次の手で蓋をはねると、「あッ」 中から出たのは、全く手付かずの五千両の小判、折から、町並の上に昇った朝日に照らされて、眼もくらむばかり。
— 百四十四夜 『銭形平次捕物控』 青空文庫
まだなにも手付かずになっていると思いますから返品して下さい。
— 太宰治との愛と死のノート 『雨の玉川心中』 青空文庫
彼は、このまゝではボーラスの館に帰るわけにも行かず、死ぬ決心は決してつかず、泣きながら彼方此方の山々をうろつき回つてゐた。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
作例 · 標準
提出期限が迫っているのに、レポートはまだ手付かずのままだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の部屋は、引越した時と全く手付かずで、ダンボールが積んである。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「わぁ、このケーキ、まだ手付かずじゃない!誰か食べる?」
幻辭AI · gemini-2.5-flash