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名詞
1
標準
文例 · 用例
そこでこの点の不注意と軽率とを、僕は改めて読者におびしたい。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
そこに日本独特のしぶい「び」の美がある。
岡本かの子 女性と庭 青空文庫
もしおうちの具合がわるいつてなら、あしたあたしおびに出ててよ。
平出修 瘢痕 青空文庫
「私は貴方におびします。
平出修 計画 青空文庫
蝶吉に肱鉄砲を食ッて、鳶頭に懐中の駒下駄を焼かれた上、人の妓を食おうとする、獅子身中の虫だとあって、内の姉御に御勘気を蒙ったのを、平蜘蛛でを入れて、以来きっと心得まするで、何卒相変りませず、今夜も来ている。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
あの時あなたは鳩色絹の服に駝鳥の羽根の飾りをつけて、来ていらしったじゃありませんか」「いいえ、私はそんな服はもってはおりません」「ああ、それでは間違いでした」 ホームズはちょっと失礼をびて、警部を追って外へ出た。
SILVER BLAZE 白銀の失踪 青空文庫
矢鱈に後悔したり、びたりし度がるのは、悪い癖だ。
――夫婦哲学―― 花嫁の訂正 青空文庫
それであなたは、もしやあたくしに変りごとがあったのではないか、それとも、自分の足らなさからあたくしを泣かせたのではないかと、まるで、涙ぐんだようなび心地で――かえって、あたくしのほうが泣かされてしまいました。
小栗虫太郎 方子と末起 青空文庫