結晶水
けっしょうすい
名詞
標準
water of crystallization
文例 · 用例
普通の塩は、塩化ナトリウムの結晶の表面に、六分子の結晶水をもった塩化マグネシウムの皮膜がかぶさっているものである。
— 中谷宇吉郎 『塩の風趣』 青空文庫
これは塩を焼いて、六分子の結晶水をもった塩化マグネシウムを分解させたものである。
— 中谷宇吉郎 『塩の風趣』 青空文庫
分解してもマグネシウムが無くなるわけではなく、結晶水をもった普通の塩化マグネシウムが結晶水をもたない塩化マグネシウムにかわっただけである。
— 中谷宇吉郎 『塩の風趣』 青空文庫
作例 · 標準
この鉱物には、結晶水が含まれているため、加熱すると水蒸気を放出する。
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硫酸銅の結晶には、美しい青色を呈する結晶水が結合している。
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結晶水は、物質の安定性や結晶の形に影響を与える。
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ウィキペディア
結晶水(けっしょうすい)は、ホストとなる分子やイオンと共有結合を作らずに結晶中に含まれる水の分子を指す。この語は化学量論と構造の関係がよく理解されていなかった時代に作られたものであり、現代の構造無機化学では既に廃れている。それでもなお、結晶水の概念は広く普及しており、適切に用いれば有用なものである。水または水分を含んだ溶媒から結晶化を行うと、多くの化合物は結晶格子の中に水を取り込む。「ゲスト」となる水分子との間に強い結合を形成しなくとも、ある化学種が水の存在下でないと結晶化しないということもしばしばある。
出典: 結晶水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0