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少なからず

すくなからず
副詞
1
標準
considerably
文例 · 用例
しかし当時の自分にはその光景がひどく美しく長閑なものに思われ、そうして女中等のそういう態度に対して少なからず不満を懐いたようであった。
寺田寅彦 重兵衛さんの一家 青空文庫
私は馬に慣れないので、少なからず閉口したが、同行中の神田憲君は、この仲間では馬術の達人で、ややともすれば遅れがちな私の馬の綱を、時々引いてくれた。
小島烏水 火と氷のシャスタ山 青空文庫
その他|亜細亜大陸のヒマラヤ大山脈中にも似寄った意義の山名は少なからず発見せられる。
小島烏水 高山の雪 青空文庫
頼んで置いたので、翌くる朝午前二時に起してくれたが、大裾野は鼻を摘まれても解らないほど、闇黒がどこまでも拡がっているので、少なからず頭を悩ました。
小島烏水 雪中富士登山記 青空文庫
ところが、不思議なことに数年前から彼鵜照君の年賀状観が少なからず動揺を始めた。
寺田寅彦 年賀状 青空文庫
「仏子、仏域を穢すときいかに」「鯉魚」「そもさんか、出頭、没溺火坑深裏」「鯉魚」「這の田舎奴、人を瞞ずること少なからず」 「鯉魚」「ほとんど腐肉蠅を来す」「鯉魚」 これでは全く問答になっていません。
岡本かの子 鯉魚 青空文庫
「あたしたちのして来たことは、まるで行燈をつけては消し、消してはつけるようなまどろい生涯だった」 彼女はメートルの費用の嵩むのに少なからず辟易しながら、電気装置をいじるのを楽しみに、しばらくは毎朝こどものように早起した。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
こう考えると日本のある種の過激思想の発生には満員電車も少なからず責任があるような気がする。
寺田寅彦 電車と風呂 青空文庫
作例 · 標準
その悲報を聞いて、彼は少なからずショックを受けているようだった。
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新製品の売れ行きは、事前の予想を少なからず上回る結果となった。
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彼女の言葉には、少なからず悪意が混じっているように感じられて悲しかった。
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少なからず(すくなからず) — 幻辞.com