間のいい
まのいい異読 まのよい
表現形容詞-良い型多音語
標準
lucky
文例 · 用例
「そんなものに関係なぞして、あなたは世間のいい笑いものになっていることを知らないんですか。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
人間のいい顔とはどんな顔つきをさすだろう。
— 宮本百合子 『顔を語る』 青空文庫
前夜投げこんで置いて、翌朝縄を引きあげると、間のいい時には二、三匹も鈎に食いついている。
— 佐藤垢石 『すっぽん』 青空文庫
思いがけないところで出遭った、こんな間のいいことは、願ってもありゃァしないからひとつどこぞで、御飯でもつき合ってもらおうと思ってさ」「おや、それは御親切に、有難うはござんすが、あたしゃいまも申します通り、風邪を引いたお母さんと、お見世へおいでのお客様がござんすから。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
そこが人間のいいところだ。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
王妃さまだって、ハムレットさまのいいところは、ちゃんとご存じの癖に。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
「もし、わたしがからすでなかったなら、いまのいいなずけをすてても、王女さまとけっこんしたかもしれません。
— SNEDRONNINGEN 『雪の女王』 青空文庫
なんでもいいから、お金を下さる御主人さまのいいつけ通りにしていれば間違いはないんだ」「うむ、やっぱりそうか。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫