豆御飯
まめごはん
名詞
標準
文例 · 用例
壺井さんのとこで、青い豆御飯を貰った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
俺んとこのあの美しいケッコ ケッコ鳴くのがほしいんだろう…… 壺井さんとこで、豆御飯をもらう。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
白米、小豆、みそ、みそ漬といろんな土産を貰つて来たので、その晩彼女は小豆御飯をたいて仏に供へ私たちも頂いた。
— 片山廣子 『軽井沢の夏と秋』 青空文庫
小豆御飯のお米の色と、赤米だけで炊いたのと、色が大変よく似ているのである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
物忌みの忌日の特徴をつけ、食べる人に今日から常の日とは違うということを意識させるため、もとは赤米を炊いたのが、在来の赤米がだんだん少なくなって来たので、それによく似た小豆御飯を炊くことになったのではないかと私は考えている。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
そうして小豆を盛んに栽培する区域と米作地帯が同じであり、小豆御飯の米の色と赤米を炊いた御飯の色とが大変近いということが、問題に対する一つの暗示ではないかと思っている。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫