猿尾
さるお
名詞
標準
backside part of the shamisen's neck where it meets the body
文例 · 用例
」と言いながら、その男は外套のポッケットから手帳を出して、「猿尾……と、がせと言う字は。
— 水野葉舟 『帰途』 青空文庫
即、猿尾の義かと思ふ。
— 折口信夫 『方言』 青空文庫
私は私を買って下さるお方には、おなじくつかえます。
— 宮沢賢治 『手紙 二』 青空文庫
不思議や、唄った時の白痴の声はこの話をお聞きなさるお前様はもとよりじゃが、私も推量したとは月鼈雲泥、天地の相違、節廻し、あげさげ、呼吸の続くところから、第一その清らかな涼しい声という者は、到底この少年の咽喉から出たものではない。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
これは、むかし、さるお大名のお庭であつた。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
これは、むかし、さるお大名のお庭であった。
— 太宰治 『逆行』 青空文庫
ですから何も良心に背反いてまで泥棒して来るほどのシロモノじゃなかった……と思って返しにお出でになるんだか……それとも最初からチョット借りて、中味の減らないようにソーッと読んで、返して下さるおつもりだったのかどうだか、ソノ辺のところがコチラでは何とも見当が附きかねますがね。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
東京で私が姉妹のようにした、さるお嬢さんの従兄子でね、あの美術、何、彫刻師なの。
— 泉鏡花 『伊勢之巻』 青空文庫
作例 · 標準
三味線の猿尾の部分に、美しい彫刻が施されている。
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職人は、三味線の猿尾の調整に細心の注意を払っていた。
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この三味線は、猿尾の形状が特徴的だ。
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