九つ
ここのつ
数詞頻度ランク #35801 · 青空 0 例
標準
nine
文例 · 用例
九つの歳父母に従うて東海道を下りし時こゝの水楼に※魚の塩焼の骨と肉とが面白く離るゝを面白がりし事など思い出してはこの頃の吾なつかしく、父母の老い給いぬる今悲しかり。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
其前年は予が九つの年で其時までも予は未だ学文ということに関係しない。
— 伊藤左千夫 『井戸』 青空文庫
其九つの年の秋も末であった。
— 伊藤左千夫 『井戸』 青空文庫
「淵には九つの性質がある。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
滴たって落つる水を受け止めているのも淵だ――」 父親は大体こんなふうに淵が水を受け入れる諸条件を九つの範疇にまとめて、「これを九淵の説と云って、水はいろいろの変化で向うが、それを受け容れる淵はたった一つなのだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
彼は千次郎といって九つの春から市ヶ谷|合羽坂下の質屋に奉公していたが、無事に年季を勤めあげて、それから三年の礼奉公をすませて、去年の春から新宿に小さい古着屋の店を出して、おふくろと妹と三人暮しで正直に稼いでいる。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
「まったく親分の眼は高けえ、十に九つは間違いなしですよ。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
下等八級には九つだの十だのという大きい小供は居なかったので、大きい体で小さい小供の中に交ぜられたのは小供心にも大に恥しく思って、家へ帰っても知らせずに居た。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
作例 · 標準
リンゴを九つ買って、近所の人たちにお裾分けした。
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九つあるお菓子を、三人で三つずつ仲良く分けることにした。
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九つ並んだ標的を、彼は矢継ぎ早にすべて射抜いてみせた。
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標準
nine years of age
作例 · 標準
九つの頃の私は、将来はプロ野球選手になると信じて疑わなかった。
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九つになった息子は、最近少しずつ反抗期のような態度を見せ始めた。
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私の弟はまだ九つだが、大人顔負けの難しい本を読んでいる。
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標準
twelve o'clock (old time system)
作例 · 標準
寺の鐘が九つ鳴り響き、江戸の町に真夜中を知らせた。
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昔の人は、お昼の九つ時になると作業を中断して休息を取ったそうだ。
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九つの鐘の音を合図に、密偵たちは暗闇へと散っていった。
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