馬手
めて
名詞頻度ランク #5580 · 青空 5 例
標準
right hand
文例 · 用例
『やつちまへ』『疊ん仕舞へ』彌次馬の聲援、畢竟は我が味方と、芳は勇み立つて、無手と對手の襟髮を掴むや、馬手の下駄は宙を飛んで、その頬桁を見舞はんとす。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
直隆、景健の苦戦を見て、太郎太刀を「薙刀の如く」ふりかざし、馬手弓手当るを幸いに薙ぎ伏せ斬り伏せ、竪ざま横ざま、十文字に馳通り、向う者の兜の真向、鎧の袖、微塵になれやと斬って廻れば、流石の徳川勢も、直隆一人に斬り立てられ、直隆の向う所、四五十間四方は小田を返したる如くになった。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
王レーソスは戰陣の眞中に眠る、其駿馬手綱によりて並びつゝ戰車の端に繋がれぬ。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
冬の野原を夏の風が行くに煙が去つた情熱の火が突進するブツカルものもなく――だから不可ない昔からあつたものだのに今新たに起つたものだそれを如何して呉れるい横から眺めてゐるな誰の罪でもない必要ぢやない欲しいだけだ
— 中原中也 『情慾』 青空文庫
――額をみ給へ――一度は神も客観してやりました――不合理にも存在価値はありませうよだが不合理は僕につらい――こんなに先端に速度のある自棄 々々 々々下駄の歯は僕の重力を何といつて土に訴へます「空は興味だが役に立たないことが淋しい――精神の除外例にも物理現象に変化ない」ガラスを舐めて蠅を気にかけぬ
— 中原中也 『(古る摺れた)』 青空文庫
彼が残るのは、十分諦めてだ。
— 中原中也 『疲れやつれた美しい顔』 青空文庫
僕、午睡の夢から覚めてみると みなさん家を空けておいでだつた あの時を妙に思ひ出しますさよなら、さよなら!
— 中原中也 『別離』 青空文庫
僕は煙草に火を点けて、去りゆく光を眺めてゐた。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
作例 · 標準
弓道では、弦を引く方の手である馬手の使い方ひとつで矢の勢いが大きく変わる。
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馬手の手の内をしっかり整え、精神を集中させてから静かに弦を放した。
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「馬手に余計な力を入れるな」と師匠から何度も厳しく指導を受けている。
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標準
right side
作例 · 標準
街道を北に向かって進んでいくと、馬手の方角に雄大な山脈が見えてくる。
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船が港の入り口に差し掛かった時、ちょうど馬手に赤色の灯台が確認できた。
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馬手側の景色を楽しみながら、のんびりと海岸線をドライブするのがお気に入りだ。
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