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洒々落々

しゃしゃらくらく
形容詞-たる副詞-と
1
標準
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文例 · 用例
十|年相見ぬ間に彼には立派な八字髯も生へ、其風采も餘程變つて居るが相變らず洒々落々の男『ヤァ、柳川君か、これは珍らしい、珍らしい。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
故人谷活東は、紅葉先生の晩年の準門葉で、肺病で胸を疼みつゝ、洒々落々とした江戸ツ兒であつた。
泉鏡太郎 番茶話 青空文庫
人々は大笑いに笑い、自分も笑ったが、自分の慙入った感情は、洒々落々たる人々の間の事とて、やがて水と流され風と払われて何の痕も留めなくなった。
幸田露伴 野道 青空文庫
浮世三分五厘、本来無一物の洒々落々を到る処に脱胎、現前しつつ、文字通りに行きなりバッタリの一生を終った絶学、無方の快道人であった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
彼は洒々落々の博多児の生粋、仁輪加精神の権化であった。
夢野久作 近世快人伝 青空文庫
椿岳の洒々落々たる画名を市るの鄙心がなかったのはこれを以ても知るべきである。
――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 淡島椿岳 青空文庫
何も気づかない酔ひ痴れてゐる兵野は、いとも洒々落々たる音声をあげて、「さうとも/\たしかに僕の叔父の表札さ。
牧野信一 露路の友 青空文庫
見識も高尚で気韻も高く、洒々落々として愛すべく尊ぶべき少女であって見れば、仮令道徳を飾物にする偽君子、磊落を粧う似而非豪傑には、或は欺かれもしよう迷いもしようが、昇如きあんな卑屈な軽薄な犬畜生にも劣った奴に、怪我にも迷う筈はない。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
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