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祈願所

きがんじょ
名詞
1
標準
temple
文例 · 用例
それと隣って、一段高く梯子段を上ったところに、浅間神社を勧請した離屋が、一屋建ててあり、紀伊殿御祈願所の木札や、文化年間にあげたという、太々神楽の額や、天保四年と記した中山道深谷宿、近江屋某の青銭をちりばめた奉納額などがあった。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
一つは縁切りの神とせられ、一つは縁結びの神とせられて、痴愚な附近の男女の祈願所となっている。
田中貢太郎 宇賀長者物語 青空文庫
上さまご祈願所を汚しましたる不敬の数々、なにとぞお許し願わしゅう存じます」「なんのなんの、そのごあいさつでは痛み入りまする。
のろいのわら人形 右門捕物帖 青空文庫
ましてや上様御祈願所を支配致す権柄者じゃ。
江戸に帰った退屈男 旗本退屈男 第九話 青空文庫
すなはち従ひ来れる馬士を養ひて家人となし、田野を求めて家屋|倉廩を建て、故郷|京師に音信を開きて万代の謀をなす傍、一地を相して雷山背振の巨木を集め、自ら縄墨を司つて一宇の大|伽藍を建立し、負ひ来りたる弥勒菩薩の座像を本尊として、末代迄の菩提寺、永世の祈願所たらしめむと欲す。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
内藤家の御祈願所の、随分名の有る法印さんだと聞いて見る。
柳田國男 ひじりの家 青空文庫
ここは幕府の祈願所であり、輪王寺の宮が座主としている格式から、すべて別格扱いになっている。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
宮の御祈願所ともある地内へ、左様な兇状者を匿われるとは心得ん」「おいおい町方」と、冷ややかに――「何か貴公は血まよっておりはせんか。
吉川英治 大岡越前 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、この寺は徳川将軍家の祈願所として幕府から篤い信仰と保護を受けていた。
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古い街道沿いにある小さな祠は、古くから旅人の安全を守り続けてきた村の大切な祈願所だ。
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「ここが村一番の祈願所なんだよ。困ったことがあれば、みんなここで手を合わせるんだ」
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初詣の時期になると、この由緒ある祈願所には県内外から多くの参拝客が列をなす。
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