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始末屋

しまつや
名詞
1
標準
thrifty person
文例 · 用例
「名うての始末屋だから、瓶にでも入れて、土の中へでも埋めてあるのかも知れない」そう忌々しそうにいい切ると、金目のありそうな衣類や、印籠を、手早く風呂敷包にした。
菊池寛 恩讐の彼方に 青空文庫
お作が始末屋というよりは、金を使う気働きすらないということは、新吉には一つの気休めであった。
徳田秋声 新世帯 青空文庫
「みんな働くんだね」「働かんと姉さん口煩いから」おひろは微声で答えたが、始末屋で奇麗好きのお絹とちがって、面倒くさそうにさっさっとやっていた。
徳田秋声 挿話 青空文庫
彼女は、生れつき、決して行き届いた始末屋ではなかった。
宮本百合子 斯ういう気持 青空文庫
若い支那行商人、元気がよい、そして始末屋だ、きつと金を貯めるだらう(朝鮮人は日本人に似てゐて、酒を飲んだり喧嘩をしたりするが、支那人は決して無駄費ひしない、時に集つて団子を拵らへて食べ合ふ位だ)。
種田山頭火 行乞記 青空文庫
そして、この吝嗇な奥様と根っから始末屋の女中はよく気が合って、いよいよ物おしみするのだった。
矢田津世子 鴻ノ巣女房 青空文庫
あの始末屋の御兼さんの事を考えると、金という言葉を口から出すのも厭だった。
夏目漱石 行人 青空文庫
この頃彼の性格かわり、ひどくしまつやで、実際家で、よいあととり的になった。
一九二六年(大正十五年・昭和元年) 日記 青空文庫
作例 · 標準
彼は今回のトラブルに、自分できちんと始末をつけると言った。
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この長引く問題を、そろそろはっきりと始末をつけるべきだ。
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過去の清算のため、彼女は一人で全てのことに始末をつけた。
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