淡々
あわあわ異読 アワアワ
副詞副詞-と頻度ランク #12203 · 青空 335 例
標準
lightly
文例 · 用例
もはやあなたとわたくしを継ぐとか切るとかいうせきは放れております」と女神は淡々としていった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
確か芭蕉だと思った」「では私たちは男竹斎に女竹斎ですか」「まあ、そんなところだろう」 私たちの結婚も昂揚時代というものを見ないで、平々淡々の夫婦生活に入っていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
既に私はチタ子の淡々とした気もちが好きなっていましたので、別に不快は感じませんでしたが、一応帰宅をすすめてみました。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
輕い、淡々しい雲が沖なる海の上を漂ふて居る、鴎が飛ぶ、浪が碎ける、そら雲が日を隱くした!
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
生島はその当初自分らのそんな関係に淡々とした安易を感じていた。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
足元からすこしだらだら下がりになり萱が一面に生え、尾花の末が日に光っている、萱原の先きが畑で、畑の先に背の低い林が一|叢繁り、その林の上に遠い杉の小杜が見え、地平線の上に淡々しい雲が集まっていて雲の色にまがいそうな連山がその間にすこしずつ見える。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
空は蒸暑い雲が湧きいでて、雲の奥に雲が隠れ、雲と雲との間の底に蒼空が現われ、雲の蒼空に接する処は白銀の色とも雪の色とも譬えがたき純白な透明な、それで何となく穏やかな淡々しい色を帯びている、そこで蒼空が一段と奥深く青々と見える。
— 国木田独歩 『武蔵野』 青空文庫
しかるに壮年の人よりこの涙を誘うもののうちにても、天外にそびゆる高峰の雪の淡々しく恋の夢路を俤に写したらんごときに若くものあらじ。
— 国木田独歩 『星』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日淡々について考えている。
淡々という言葉は日本語で重要だ。
彼は淡々の意味を理解している。
この文には淡々が含まれている。