中菊
ちゅうぎく
名詞
標準
medium-sized chrysanthemum
文例 · 用例
それは丁度大菊中菊の如き家植の菊を俗にクリサンセマム(Chrysanthemum)と呼んでいるのと同一轍である。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
白い菊、えんじの小菊、黄がかった中菊。
— 一九四四年(昭和十九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
女房なぞは今ではすっかり術を心得込んで家賃を負けさせようとの魂胆物凄く、年中菊の話ばかり持ち出して「大家の小父さん」なぞと甘ったれていたが、この小父貴が昔市長なんぞを務めたのが運の尽きとなって、今や半狂乱の私に遮二無二見当を付けられてまさに風前の灯火となっているのであった。
— 橘外男 『ナリン殿下への回想』 青空文庫
人形のほかに昔ながらの花壇、上花の中菊で名種を選み、一種七、八株を寄せて竹を立て麻糸で綾につなぎ、花の位置をきめながら一本ずつ立てて行くその仕事は、また人形以上の手際を要する。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
作例 · 標準
庭には様々な種類の菊が咲いており、中菊が特に目を引いた。
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生け花では、大菊、中菊、小菊をバランスよく配置する。
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秋の展示会では、見事な中菊が会場を彩っていた。
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