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沈酔

ちんすい
名詞動詞-サ変
1
標準
very drunk
文例 · 用例
そして間もなく沈酔を蓄へた奇妙な立像だつた。
牧野信一 日記より 青空文庫
恰も南下漢人を征せる、拓跋魏の健児等が、其北狄の心情を捨てて、悠々たる中原の春光に酔へるが如く、彼等も亦富の快楽に沈酔したり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
而して覇権一度、相門を去るや、平氏が空前の成功は、平家幾十の※袴子をして、富の快楽に沈酔せしむると同時に、又藤原氏六百年の太平の齎せる、門閥の流弊をも、蹈襲せしめたり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
然れ共今や平氏は完く其成功に沈酔したり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
彼は平門の※袴子が、富の快楽に沈酔して、七香の車、鸚鵡の杯、揚々として、芳槿一朝の豪華を誇りつゝありしに際し、其烱眼を早くも天下の大勢に注ぎたり。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
天下の民みな覇政の沢に沈酔し、一旅を以て天下を争わんとしたる幾多の猛将|梟漢の子孫が、柳営の一顰一笑に殺活せられつつある際に、彼の烱眼は、早くも隣国の形勢に注げり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
太平の沢を被るものは、固より太平に沈酔す。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
一は田沼濁政の後を承け、天下の民みな一新の政を望むの時に際し、他は文恭公太平の余沢に沈酔したるに際す。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
作例 · 標準
彼は祝いの席で、すっかり酒に沈酔していた。
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喧騒の中、一人の男が深く沈酔して眠りこけていた。
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彼女は悲しみを忘れるかのように、酒に沈酔した。
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