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ねんねこ半纏

ねんねこばんてん
名詞
1
標準
short, padded coat that covers someone and a baby on their back
文例 · 用例
そして細帯一つでねんねこ半纏を羽織って、縁側に出て楊枝を使っていた。
森鴎外 青空文庫
麹町の三丁目で、ぶら提灯と大きな白木綿の風呂敷包を持ち、ねんねこ半纏で赤児を負った四十ばかりの醜い女房と、ベエスボオルの道具を携えた少年が二人乗った。
永井荷風 深川の唄 青空文庫
女房はねんねこ半纏の紐をといて赤児を抱き下し、渋紙のような肌をば平気で、襟垢だらけの襟を割って乳房を含ませる。
永井荷風 深川の唄 青空文庫
さっそく二人会をお願いしましょう」 大漁祝いに船頭の着る極彩色のねんねこ半纏のようなものを着て、潮焼けのしたガッシリとした血気盛りの席亭は、人の好さそうな笑顔で迎えた。
正岡容 寄席 青空文庫
浅草竜泉寺の横町からかけつけた、トンガリ長屋の住民ども、破れ半纏のお爺さんやら、まっ裸の上に火消しの刺子をはおった、いなせな若い者や、ねんねこ半纏で赤ん坊をしょったおかみさん、よれよれ寝間着の裾をはしょったお婆さん――まるで米騒動だ。
日光の巻 丹下左膳 青空文庫
どれ面を見せろ」 平次の差出した提灯に照らされたのは、ねんねこ半纏を着て耄碌頭巾を冠り、浅黄の股引をはいた老人姿ですが、顔を見るとまだほんの三十前後。
辻斬 銭形平次捕物控 青空文庫
小雨の降る日、やはりひるめしに出たときのことであるが、野毛という町の裏を四十がらみの男性が、ねんねこばんてんで赤児をおぶって、カサもささずに歩いていた。
山本周五郎 年の瀬の音 青空文庫
作例 · 標準
冬の寒い日、おばあちゃんがねんねこ半纏を着て、孫を背中におぶっていた。
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昔の育児では、ねんねこ半纏は赤ちゃんを暖かく保つ大切な道具だった。
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彼女は古いねんねこ半纏を大事に持っていて、時々羽織るのが好きだった。
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