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一札

いっさつ
名詞
1
標準
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文例 · 用例
彼は懺悔文の一札を手にして、いくらかの不平をさへ感じた――もつとも彼は妻の葬儀の時、妻に対していくらかの悔と憐憫は感じた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
」と、証文の一札である。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
それは四日市屋の主翁が久兵衛に渡した証拠の一札であった。
田中貢太郎 青空文庫
しかし山三郎にはこの屏風は女郎の床には立てぬと云う一札を入れさせたのである。
森鴎外 細木香以 青空文庫
「さあワトソン君、ぐうの音が出まいがね」「いや、全くその通りだ」「それではね君、とにかくきれいに参ったと云う一札を入れたまえ」「それはまたどうしてさ?
コナン・ドイル 暗号舞踏人の謎 青空文庫
「よし、こんな手合に云ったところで、判らない、以後こう云うことをしないと云う一札を執って、追っぱらえ、うす汚い婆あや、へんな奴がいちゃ、せっかくの酒が拙くなるのだ」 松山も同感であった。
田中貢太郎 春心 青空文庫
「それがいい、一札を執って追っぱらおう」壮い男を見て、「おい、小厮、てめえは、字が書けるか」 壮い男は口が硬ばっていた。
田中貢太郎 春心 青空文庫
「そうとも、そうだとも、やっぱりお国のためだ」壮い男を見て、「お国のために、一札をとるのだ、さあ、書きやがれ」※ その日|午近い比であった。
田中貢太郎 春心 青空文庫
作例 · 標準
彼は借金の返済を約束する一札を、父に渡した。
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この領収書は、後で経費精算に使うから、一札大切に保管しておいて。
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彼女は、事件の真相を記した一札を、弁護士に託した。
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