牛飼い
うしかい
名詞
標準
cattleman
文例 · 用例
鰯網が出ない時には、牛飼いをやった。
— 黒島傳治 『自伝』 青空文庫
近ごろの新しい画学生の間に重宝がられるセザンヌ式の切り通し道の赤土の崖もあれば、そのさきにはまた旧派向きの牛飼い小屋もあった。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
和太郎さんの意見では、牛が飲んだうえに、牛飼いまでが飲むのは、だらしのないことであったのです。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
なにしろ、牛飼いと牛と両方がよっぱらっているのですから、どこへいくのやら、なにをするのやら、わかったもんじゃないからです。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
いろいろふしぎなことがあるもんさ」 さて、この天からさずかった子どもの和助君は、それからだんだん大きくなり、小学校では、わたしと同級で、和助君はいつも級長、わたしはいつもびりのほうでしたが、小学校がすむと、和助君は、和太郎さんのあとをついで、りっぱな牛飼いになりました。
— 新美南吉 『和太郎さんと牛』 青空文庫
勇ましい牛飼い六人ほどによって、牛の大群が草原から追い立てられてきていたのだ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
かれは牛飼いに牽かるる仔牛のように、素直に男のあとに付いてゆくと、彼は五、六町ほども細径をたどって、城の大手らしい松並木の広い路に出た。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
木蔭からそっと首をのばして窺うと、牛飼いもない一|輌の大きい車が牛のひくままにこちらへ徐かにきしって来た。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
例句