に過ぎない
にすぎない
表現形容詞
標準
no more than
文例 · 用例
これは、一つには私が今迄に、詩人である人と余りおつきあひして来なかつたといふことに過ぎないのかも知れません。
— 中原中也 『近時詩壇寸感』 青空文庫
かくて、芸術にもつと観念が必要だなぞと云ふ人も、せんないことを云つてゐるに過ぎない。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
その云ふ気持は分るけれど、それに、観念が稀薄であるよりは濃厚な方がよいに決つてゐるけれども、要するに、観念があるだけある上で見たり感じたりしてゐることが芸術になりもするのであるから、そこへ観念を持運んで来たつてたゞトンダお景品たるに過ぎない。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
勿論、勉強といふことは、要素々々の注入といふこととも云へようが、その注入が目的ではなく何もひつくるめて出来る次なる統一が芸術活動をなすわけであるから、要素々々のことは所詮個人々々の楽屋内での問題に過ぎない。
— 中原中也 『山羊の言』 青空文庫
その耕作法その物は、真に偉い学者が発見したものであるが、その農学士は、唯それを暗記したに過ぎないとする。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
とまれ、フォルムに就いての理念が生ぜざる限り、アマチュアであり、またアマチュアとしてさへが、文学芸術に興じたのではなく、知ることの喜びを文学に於ても得てゐるといふに過ぎないことを分らねばならない。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
今は却々さうでもないやうに見えるとしても、少しく時が経過してみれば、まこと嗤ふべきことに過ぎないであらう。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
チツポケな虚栄心を持つてるに過ぎない奴等が、いつかどのきほひ肌や、伝法肌のつもりになつて得々としてるのだ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
作例 · 標準
彼の発言は、単なる個人的な意見に過ぎない。
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それは、一時的な解決策に過ぎないだろう。
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彼女の成功は、努力の結果に過ぎない。
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