人外
じんがい異読 にんがい
名詞名詞-の形容詞
標準
uninhabited area
文例 · 用例
寧ろ斯かる場合には、直観が稀薄になるについては一定の時間内に吾人が熟視し得ざる程多量の物をみせられたからでもあらうことに思ひを到して、個人が個人外との関係から意識上では解放される、即ち肚据えて十分に出来ることだけをするやうに心懸けるに如くまい。
— 中原中也 『近頃芸術の不振を論ず』 青空文庫
だがしかし、今もなお私の記憶に残っているものは、あの不可思議な人外の町。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
どうだ、衆目の見る処、貴様は国体のいかんを解さない非義、劣等、怯奴である、国賊である、破廉恥、無気力の人外である。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
かくて日曜日の夕暮れ、詩人外より帰り来たりて、しばしが間庭の中をあなたこなたと歩み、清き声にて歌うは楽しき恋の歌ならめ。
— 国木田独歩 『星』 青空文庫
知らずや、その中に一人外科の俊才で、渾名を梟と云う……顔が似たのではない。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
)神職 鬼畜、人外、沙汰の限りの所業をいたす。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
「御主人外でも無いが、あの雪の下の赤城という家。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
貴婦人 一 その翌日、神戸行きの急行列車が、函根の隧道を出切る時分、食堂の中に椅子を占めて、卓子は別であるが、一|人外国の客と、流暢に独逸語を交えて、自在に談話しつつある青年の旅客があった。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
地図には、人外(じんがい)の地として、未踏の森が描かれていた。
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探検隊は、人外(じんがい)の荒野を数日間歩き続けた。
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その地域は、人間がほとんど住まない人外(じんがい)の土地だった。
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標準
acting inhumanly
作例 · 標準
まるで人間とは思えないような、冷酷で人外(じんがい)な行為だった。
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彼は、犯罪者の人外(じんがい)な行動に言葉を失った。
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戦争における残虐行為は、しばしば人外(じんがい)と評される。
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標準
nonhuman life (usu. sentient)
作例 · 標準
その異世界には、人外(じんがい)の生命体が数多く生息している。
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SF小説では、高度な知能を持つ人外(じんがい)の種族が登場することが多い。
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彼は、人間とは異なる、神秘的な人外(じんがい)の存在に憧れていた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
人外(じんがい、にんがい) 人の住んでいない世界や土地。 動物と妖怪をさす古語。 文学、サブカルチャーにおいては、怪物やヒューマノイド、ロボットなども含む。関連単語:亜人、異人、モンスター娘。 人道を外れた人、人でなし。 外国人の略である外人が差別用語だと主張するものに反発する意味として使われた代わりの言葉。業界用語としてのズージャ語に起源をさかのぼることもできるが、直接的な関連性は不明。他の用法と区別するため「ジンガイ」と片仮名表記する場合もある。
外部リンク
- 『人外』 — コトバンク (日本語)
出典: 人外 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0