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惨然

むごぜん
名詞
1
標準
文例 · 用例
すると、阿難は初めて口をひらいて、さて、惨然と告げるには、汝ヨク聴ケ七日ノ後、汝マサニ死スベシ。
吉川英治 親鸞 青空文庫
斯くて諸神の住む處、ウーリュンポスの頂に早くも着きて雷霆のクロニオーンのそばに坐し、受けし疵より流れづる淨血示し慘然と、 870悲憤の念に驅られつつ、羽ある言句を陳じ曰ふ、『天王ヂュウス、あゝ君は此凶暴を怒らずや?
ILIAS イーリアス 青空文庫
435二位の神女は黄金の玉座に着きてもろ/\の他の神明に相まじり、慘然として樂しまず。
ILIAS イーリアス 青空文庫
時に使命に脚早くア,ンチロコスは、アキリュウス*舳艫|直なる船の前、立てるを訪へば慘然と、將軍すでに成り果てし*凶變胸に感じ知り、大息しつゝ英豪の心に獨り嘆じ曰ふ、 51 XI 596 と同じ。
ILIAS イーリアス 青空文庫
薔薇の色の指もてる曙またもあけし時、衆は來りてヘクト,ルを焚ける淨火を取り圍み、(相集りて一團をなしてあたりを取り圍み) 790まづ暗紅の酒を以て先に猛焔襲ひ來しあらゆる淨火うち消しつ、續きて友と兄弟と力を共に白骨を拾ひ集めつ、慘然と、泣ける涕はおのおのの頬を傳へてはてあらず。
ILIAS イーリアス 青空文庫