獣群
じゅうぐん
名詞
標準
文例 · 用例
孤独で、南下すれば膃肭獣群をあらす。
— 遊魂境 『人外魔境』 青空文庫
手に手に異様な凶器を持ち、目玉をむき出し歯をむき出して、怒れる野獣群のように僕を目がけてとびついた。
— 海野十三 『海底都市』 青空文庫
一同は、流れの中に舟を停めて、獣群が立去るのを辛抱強く待っていた。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
いやここばかりでなく、乱闘乱戦、さながら野獣群の咆哮となった。
— 吉川英治 『平の将門』 青空文庫
どこかで獣群の吼えるような谺がする。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
野放図もない魔王が、獣群を使嗾して、社会を野原とまちがえて出て来たものだ) と、口を極めて罵るだろう。
— 第四分冊 『新書太閤記』 青空文庫
獣群の声が、鬨をつくって、白馬の影を追いつめて来た。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
聞けば、戦に臨む前は一切|餌断ちをして、猛獣群の腹を乾しておくのだとある。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫