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捻平

捻平
名詞
1
標準
文例 · 用例
その道づれと、何んと一口|遣ろうではないか、ええ、捻平さん。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
「その捻平は止しにさっしゃい、人聞きが悪うてならん。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
わざと一足|後へ開いて、隠居が意見に急ぐような、連の後姿をじろりと見ながら、「それ、そこがそれ捻平さね。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
……「やがてここを立出で辿り行くほどに、旅人の唄うを聞けば、」 と小父者、出た処で、けろりとしてまた口誦んで、「捻平さん、可い文句だ、これさ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
「一蓮託生、死なば諸共、捻平待ちやれ。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
捻平はフト車の上から、頸の風呂敷包のまま振向いて、何か背後へ声を掛けた。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
が、話の意味は通ぜずに、そのまま捻平のがまた曳出す……後の車も続いて駈け出す。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
」 と苦笑いして、……床の正面に火桶を抱えた、法然天窓の、連の、その爺様を見遣って、「捻平さん、お互に年は取りたくないてね。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫