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蔓荊

はまごう異読 ハマゴウ
名詞
1
標準
beach vitex (Vitex rotundifolia)
文例 · 用例
此海浜山上|蔓荊子多し。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
浜に這う植物としては、葉の表が平らですべりよく、枝に力があって花をささえるもの、たとえば蔓荊のごときが永く生殖した。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
この間に微風に乗じて、わずかに香気を送ってくるものが蔓荊で、土地ではこれをハマボウと呼んでいた。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
支那では※瑰は園中の物であるらしく、花の艶麗ははるかに蔓荊にすぐれているが、われわれの間ではかつて野生の境遇を出たことがないようである。
柳田国男 雪国の春 青空文庫
今日の冴子はまごうかたなく銀座の娘だ。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
気が付いてよく見ると田川夫人の顔にはまごうかたなき悪意がひらめいていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
不幸にも時と所とを間違えて天上から送られた王女であるとまで自分に対する矜誇に満ちていた、あの妖婉な女性はまごうかたなく自分なのだろうか。
有島武郎 或る女 青空文庫
それはまごう方ない見世から帰りのおせんであった。
邦枝完二 おせん 青空文庫
作例 · 標準
海岸の砂地に、蔓荊の青々とした葉と紫色の小花が群生していた。
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蔓荊は、その薬効から漢方薬の材料としても利用される。
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「あの海岸植物、蔓荊っていうんだ。名前も面白いね。」
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