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百重

ももえ
名詞
1
標準
piling up highly
文例 · 用例
山のような五百重の大波はたちまちおい退けられて漣一つ立たない。
有島武郎 生まれいずる悩み 青空文庫
百重山霧深からし菅笠のしづくも落つる有明の月 この歌の意|明ならず、第二句想像の語とすれば、旅人などの笠の雫を見て山は霧深からんといへるにや、さるにても言葉少し足らぬやうに存候。
正岡子規 人々に答ふ 青空文庫
百重山朝霧深み旅人の小笠の雫間なくちるなり「旅人の」の五字を加へたるは賛成に候。
正岡子規 人々に答ふ 青空文庫
用語の穩かならぬものに第五行の初に「百重原に葬」がある、此所は葬の唯の一字で滿足すべきでなく宜しく敬語の形とすべきである。
狩野亨吉 天津教古文書の批判 青空文庫
百重原も其附近にあつて鴨長明の歌で顯れてゐる。
狩野亨吉 天津教古文書の批判 青空文庫
此縁起には、長慶天皇は「敵の爲に元中九年閏十月十五日夜御壽四十九歳御崩百重原に葬」と記載されてゐる。
狩野亨吉 天津教古文書の批判 青空文庫
」第二文書は「嗚呼覺理は天に神避け、獅子窟寺に隱れ都す、百重原は帝の千代守る所。
狩野亨吉 天津教古文書の批判 青空文庫
照る日照る日の限なき碧りのをちのおほ空は光の流れ色の波溢れぬ隈もなかるべくあらし耀き風てりて百重の綾も織りぬべく。
土井晩翠 天地有情 青空文庫
作例 · 標準
百重の波が打ち寄せる海岸で、遠い異国に思いを馳せた。」
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「幾重にも重なる百重の山々が、霧の中に沈んでいる。」
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百重の雲を突き抜けて、飛行機が高度を上げていく。」
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