苦労をかける
くろうをかける
表現動詞-一段
標準
to cause someone trouble
文例 · 用例
しかも自分がいつまでも書生生活をしているばかりで、お前にまで長い間苦労をかける。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ただ年端の行かぬ倅にこの上の苦労をかけるのが辛らさに死にます。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
こっちとて同じことだ、何でも頼みもせんのに親に苦労をかけるようなこの苦しい娑婆に生れて出て来なすったのだお互いさまだ、と」この言葉はとても薄情にとれた、しかし薄情だけでは片付けられない妙な響が鼈四郎の心に残された。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
」 私は複雑な溜息をついて、「みんなに苦労をかけるわい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
それでまた感冒にでもなって、女房たちにこの上の苦労をかけることになったらどんなにつまらないだろう。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
どういう気かいお前は、いつまでこの年寄に苦労をかける気か」 母は自分で思いをつめて鼻をつまらせた。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
「おのれの心ひとつで一家一門、家来にまで苦労をかける。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
怠けがちに日を送って、母親にのみ苦労をかける父親がかれにははがゆくってしかたがなかった。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
作例 · 標準
いつも私ばかりに苦労をかけてしまって、本当に申し訳ない。
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彼にこれ以上苦労をかけるわけにはいかないと、一人で問題を解決しようとした。
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小さい頃は両親に苦労をかけたが、今では感謝しかない。
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