同じい
おなじい
形容詞
標準
same
文例 · 用例
詩人アルタがもしそのときに冥想すれば恐らく同じいうたをうたったであらう。
— 宮澤賢治 『龍と詩人』 青空文庫
煤色と紺の細かい弁慶縞で、羽織も長着も同じい米沢紬に、品のよい友禅縮緬の帯をしめていた。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
これは私とほぼ同じいやうな若い人であり境遇もほぼ似た人であると思つた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
同じいゝことが、名前に依つて不可なかつたり、人に依つて不可なかつたり、……B さうです。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
石を打つは、その扉を敲くに相同じい。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
これで御法の船に同じい、御堂の縁を離れさえなさらなかったら、海に溺れるようなことも起らなんだでございましょう。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
私にはそれが自然のように見えていながら、しまに言わせると、「どうして、御新造さんの凄腕と来たら、同じいらっしゃいと言う挨拶の言葉のかけ方一つにも、ちゃんと特等と一等と並があるんですからね。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかも山全體を一眸の裡に收め得ること亦た同じい。
— 駿河灣一帶の風光 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
例句