烏滸の沙汰
おこのさた
名詞
標準
stupidity
文例 · 用例
尤も、私の詞が氏に影響するなどと考へるのは、或は少々の烏滸の沙汰かも知れないが……。
— ――全人間的な体現を――(その一、芥川龍之介氏) 『現代作家に対する批判と要求』 青空文庫
これまで、民衆を指導するなどと考えていたのは烏滸の沙汰である。
— ――今日の民衆、知識人への課題―― 『全体主義への吟味』 青空文庫
そして彼らは父がかかる怯懦なる器量をもって、清盛を倒そうともくろんだのは、全く烏滸の沙汰であると放言しました。
— 倉田百三 『俊寛』 青空文庫
こんな疑惑は畢竟無知のさせる烏滸の沙汰である。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
かう迅いのがゐるのだから、蟹の穴みたいな書齋にのみ引つ込んでゐる僕などに、物漁りなど烏滸の沙汰である。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
作例 · 標準
例句