宿送り
しゅくおくり
名詞
標準
文例 · 用例
これなる不届き者行徳助宗は宿送り、届け先は江戸ご城内お濠方畑野蔵人、三宅平七ご両士じゃ」 右門の声、さえざえとしてあたりを払ったことです。
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
こういう風にだんだん宿送りになって行くんですから、それが決してぐずぐずしていてはいけない。
— 松茸 『半七捕物帳』 青空文庫
だが、兵部と右京は、その知行地の中で、本藩とは別個に制札を立てたり、夫伝馬、宿送りも他領のようにし、また幕府へ献上する初雁、初鮭なども本藩の済まないうちに、先に献上したりした。
— 第二部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
一、相定め候制札の事、(切支丹制札は格別の事)一、夫伝馬並に宿送りの事一、大鷹の事一、初鳥、初肴、公方様へさしあげ候事一、他国へ人返しの事一、境目通判の事 右のようなものであった。
— 第二部 『樅ノ木は残った』 青空文庫