廬舎
ろしゃ
名詞
標準
small house
文例 · 用例
光背に千体の小仏をもつ廬舎那仏と千手観音がまず眼をひく。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
東大寺――わけても今日「奈良の大仏」として親しまれている毘廬舎那仏鋳造や、法華滅罪寺の建立は御二方の名を不朽ならしめた。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
「粤に天平十五年歳次|癸未十月十五日を以て、菩薩の大願を発して廬舎那仏の金銅像一|躯を造り奉る。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫
はじめは、ふたりながら死んだように黙って呑んでいたのであるが、二時間くらいたってから、馬場はそろそろしゃべりはじめた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
東京訛が抜けなかったために「他国もんのべろしゃ/\」だと云っていじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
恋とサア情のその二道は、やまと、唐土、夷の国の、おろしゃ、いぎりす、あめりか国も、どこのいずくも、かわりはしない。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
ぷろしゃ聯隊の伍長のように青々といが栗に刈った頭がいつまでもいつまでも笑いに揺れているのである。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
叩鉦の音が揃って、声自慢の男女が集ると、有転輪廻の車より、三毒五慾の糸をだし生死のかせわのひまいらぬさあてもとうとき、おんあぼきゃ、べいろしゃの、なかもふだらに、はんどく、じんばら、はらはりたや、うん――じんばら、はらはりたや、うんが面白くて、いい気になって高音にうたった。
— 長谷川時雨 『西川小りん』 青空文庫
作例 · 標準
山の奥深くにひっそりと建つ粗末な廬舎で、その老人は一人静かに暮らしていた。
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旅の途中で日が暮れてしまい、偶然見つけた空き家の廬舎で一晩を明かすことになった。
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松尾芭蕉は自らの住まいを廬舎と呼び、そこで多くの俳諧を詠み上げた。
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