タブロー
タブロー
名詞
標準
tableau
文例 · 用例
名画をもじったタブロー・ヴィヴァンの中にダヴィドの「ルカミエー夫人」を模したのなどは美しかったが、シャバの「水浴の少女」をそっくりそのままベッドの前に立たせ、変なおやじが箒で腰をなぐろうとしている光景は甚だ珍妙ないかがわしいものであった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
画家の筆が直に下りたタブローには堂々と高い値札を付ける画商も、版画には控えめな価格を付けざるを得ません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
強いて説明を附けようとすれば、ドストエフスキイの悪霊の主人公であるところのスタブローギンのある行動の話を持ち出さねばなるまい。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
その土地第一の資産家の一人息子であるスタブローギンが故郷へ久し振りに帰って来て、街の上流階級の集合場所で、礼儀正しくにこやかに微笑しながら人人の話に耳を傾けているとき、一番有力者の市長の前へ静に出ていって全く理由もなく突然その市長の鼻を掴んで振り廻すところがある。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
しかも、そのときのスタブローギンの表情はその動作を起す前と少しも違わずにこやかなのだ。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
梶はスイスに起ったシュールリアリストの発会式の事実を確実にスタブローギンの影響と見ている。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
もし日本に一人のスタブローギンがあれば市長の鼻を握って微笑しながら振り廻すことなど今は恰好な時機であろう。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
あるいは実在を穴のあくほど見つめて描く事でなくては画家でないというと、折角昨日まで鼻唄まじりで陽気なタブローを作り上げていた才人までが、急に一個の林檎を眺めて、涙を流して見たりする事もある。
— 小出楢重 『めでたき風景』 青空文庫
作例 · 標準
画家の初期の傑作とされるこのタブローは、深い青色の表現が非常に印象的だ。
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彼はアトリエに籠もり、一枚の巨大なタブローを完成させるために心血を注いだ。
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「このタブローに描かれた人物の視線、どこか悲しげに見えませんか?」
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