建て掛け
たてかけ
名詞
標準
under construction
文例 · 用例
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向ふの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらゐの活字を次から次と拾ひはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
赤い天鵞絨の頭巾をかぶったちひさな子が、毛布につつまれて窓の下の飴色の壁に上手にたてかけられ、まるで寢床に居るやうに、足をこっちにのばしてすやすやと睡ってゐます。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
その外には幾枚かのカンヴァスの枠に張ったのが壁にたてかけてあったのと、それから、何かしら食器類の、それも汚れたのが、そこらにころがっていたかと思うが、それもたしかではない。
— 寺田寅彦 『中村彝氏の追憶』 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向こうの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと、小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次へと拾いはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
ジヨバンニはその人の椅子の足もとから一つの小さな平たい箱をとりだして、向うの電燈のたくさんついたたてかけてある壁の隅の所へしやがみ込むと、小さなピンセツトでまるで粟粒ぐらゐの活字を次から次と拾ひはじめました。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
小十郎は鉄砲を木へたてかけて注意深くそばへ寄って来てこう言うのだった。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
旅客も杖をたてかけて、さしむかいに背を屈め、石を掻抱くようにして、手をついて実を視めたが、眦を返して近々と我を迎うる皓歯を見た。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
作例 · 標準
新しいショッピングモールが「建て掛け」中で、完成が待ちきれない。
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あの空き地は、現在マンションが「建て掛け」られている。
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工事現場のフェンスには、「建て掛け」中の建物の完成予想図が掲示されていた。
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