蟯虫ぎょうちゅう名詞1標準文例 · 用例創口には、黄ばんだ血清が滲み出ているのみであるが、そういう更年期婦人の荒れ果てた皮膚に這いずっているものは、凄美などという感じよりかも、むしろ、乾燥びた蟯蟲の死体のようでもあり、また、不気味な鞭毛蟲が排泄する、長い糞便のようにも思われるのだった。— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫