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手飼い

てがい
名詞
1
標準
raising or keeping an animal by oneself
文例 · 用例
はっ、とその手を出すほどの心になると、橋むこうの、屋根を、ひょいひょいと手踊り雀、電信柱に下向きの傾り燕、一羽気まぐれに浮いた鴎が、どこかの手飼いの鶯交りに、音を捕うる人心を、はッと同音に笑いでもする気勢。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
詮議禁制、俗人不犯の霊地を荒さば、そのままにはさしおきませぬぞッ」「またそれか、スリの女を手飼いに致す五万石の寺格がどこにあろうぞ。
身延に現れた退屈男 旗本退屈男 第六話 青空文庫
手飼いの衛兵は、少ないと言うても三十人はおります。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
後年、この時分の、解きがたい謎を抱いて青空を流れる雲の行衛を見守った遣瀬ない心持が、水のように湧き出して私は物の哀れを知り初めるという少年のころに手飼いの金糸雀の籠の戸をあけて折からの秋の底までも藍を湛えた青空に二羽の小鳥を放してやったことがある。
水上滝太郎 山の手の子 青空文庫
事実、この二人の者の身上で、一羽の鳥とはいえ禽類の王者の子を手飼いにしようとは、分に過ぎた扶持方だと、この時、はじめて観念せざるを得なくなったに相違ありません。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
ひところは姑おまんの手飼いの白でも慕って来るかして、人の赤児のように啼く近所の三毛や黒のなき声がうるさいほどお民の耳についたが、今はそんな声もしないかわりに、庭の梨の葉の深い陰を落としているあたりは小さな獣の集まる場所に変わっている。
第二部下 夜明け前 青空文庫
』 そうこうするうちにセルゲイは全快して、しゃっきりしゃんと立ち直り、また元どおりの水も滴たらんばかりの若い衆ぶり――いや、いっそ手飼いの鷹とでもいいたいほどの英姿を、カテリーナ・リヴォーヴナの身辺にあらわしはじめて、またもや二人のあいだには愛慾ざんまいの日ごと夜ごとが再開したのだった。
LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA ムツェンスク郡のマクベス夫人 青空文庫
お上がかねてお手飼いなされ、ことのほか御寵愛なされた『瑞陽』ともうす丹頂の鶴。
丹頂の鶴 顎十郎捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
この鷹は彼が子供の頃から手飼いにしてきたものだ。
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手飼いの鶏は人によく慣れていて、とても可愛い。
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彼は手飼いの犬をとても可愛がっている。
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