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杉林

すぎばやし
名詞
1
標準
cryptomeria forest
文例 · 用例
動物園は休みと見えて門が締まっているようであったから博物館の方へそれて杉林の中へ這入った。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
自分も陳列所前の砂道を横切って向いの杉林に這入るとパノラマ館の前でやっている楽隊が面白そうに聞えたからつい其方へ足が向いたが丁度その前まで行くと一切り済んだのであろうぴたりと止めてしまって楽手は煙草などふかしてじろ/\見物の顔を見ている。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
一歩境内に踏みいると、乱雑なる町家から仕切られて、吉野山の杉林を見るような、幽邃なる杉並木が、富士の女神にさす背光を、支持する大柱であるかの如く、大鳥居まで直線の路をはさんで、森厳に行列している。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
谷の中が、黄な臭いやうに、ボーッと明るくなつたとおもふと、高い空を浮ぶ雲が、夕日を受けて、鈍い朱に染まつた、蜩が、時間を一秒一秒刻み込んで、谷の中へ追ひ込んでゆくやうに、キ、キ、キと啼き落す、杉林の一本々々の樹が、どちらから寄るともなく、塊まつて、黒い法師のやうになつて、囁き合つてゐる。
小島烏水 天竜川 青空文庫
溪の岸には杉林のなかに炭焼小屋があって、白い煙が切り立った山の闇を匍い登っていた。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
黒ぐろとした杉林がパノラマのように廻って私の行手を深い闇で包んでしまっている。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
その家の前を過ぎると、道は溪に沿った杉林にさしかかる。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
それは杉林の切れ目だ。
梶井基次郎 闇の絵巻 青空文庫
作例 · 標準
ハイキングコースを外れると、どこまでも続く深い杉林の中に迷い込んでしまった。
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杉林を吹き抜ける風が、ざわざわと波のような音を立てている。
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林業に従事する人々が、杉林を健全に保つために間伐作業に精を出している。
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ウィキペディア曖昧さ回避

杉林(すぎばやし、さんりん) すぎばやし スギの林。 杉林 (奥州市) - 岩手県奥州市の地名。 日本語の姓。 さんりん 杉林区 - 台湾高雄市の市轄区。

出典: 杉林 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0