投合
とうごう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
agreement
文例 · 用例
それが軍事的傾向の横溢した日清戦争から日露戦争に到る間の当時の風潮に投合したのである。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
只社會主義に偶然出會つたら、氣骨のある連中が比較的立派な説を正直に唱へて運動して居る、之が吾々と意氣が一時投合したから暫時御仲間入をして激語を放つたに過ぎない。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
吾人は敢て魯文柳北二翁を詰責するものにあらず、唯だ斯かる混沌時代にありて、指揮者をもたざる国民の思想に投合すべきものは、悲しくも斯る種類の文学なることを明言するのみ。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
途端に、男の視線が熱いものとなり、忽ち意気投合したのであろう。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
」「さうだ球を投げ合つたやうに、心と心とを投合つて暮してゆかう。
— 牧野信一 『喜びと悲しみの熱涙』 青空文庫
その主意は飽くまでも賛成なのですが、この意気投合の表現法には全く怕れをなして、私はなるべく天気と耕作物の噂の方へ話頭を向けずには居られませんでした。
— 牧野信一 『月あかり』 青空文庫
馬琴が蒲生君平や渡辺|崋山と交際したのはそれほど深い親密な関係ではなかったろうが、町家の作者仲間よりはこういう士人階級の方がかえって意気投合したらしい。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
この教信は好事の癖ある風流人であったから、椿岳と意気投合して隔てぬ中の友となり、日夕往来して数寄の遊びを侶にした。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見と私の意見が投合し、プロジェクトの方向性が決まった。
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初めて会ったのに、まるで昔からの友人のように話が投合した。
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二人のアーティストの感性が投合し、素晴らしい共同作品が生まれた。
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