仰望
ぎょうぼう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
looking up
文例 · 用例
すべて、仰望して以て手本となすべき人たちの行跡である。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
時に宋濂一代の大儒として太祖の優待を受け、文章徳業、天下の仰望するところとなり、四方の学者、悉く称して太史公となして、姓氏を以てせず。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
この臺から瀧を望むのも惡くは無いが、瀑布といふものの性質が俯瞰もしくは對看するよりは、その下にゐて仰望する方がその美を發揮する。
— 幸田露伴 『華嚴瀧』 青空文庫
学生の理想として明け暮れ仰望した大学生というものに、いよいよなって登校するのは愉快な気がする。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
武侠冒險が春浪か、春浪が武侠冒險かと、世を擧つて仰望せしむ。
— 大町桂月 『酒に死せる押川春浪』 青空文庫
雲仙登山者でわざわざこの熔岩流を見に来る者は殆どなく、たまたま見に来るものがあっても、僅にその末端である千本木から仰望して帰るだけであるが、この熔岩流こそ雲仙を見、雲仙を知ろうとするものの、是非とも登攀せねばならぬ最美な渓谷の一つであることを、私自らその熔岩流の内部に入って初めて発見したのである。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
彼が待ち遠しい時鐘の音に教室のドアを出たとき、あの微笑を洩したとき感じた平一郎に対する静かに有望な未来を仰望しみるような一種の「いい奴」という風な好意は失せて、あとには「危険な奴」という思想が残ったのである。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
深井は寂しい顔をして平一郎の未知の世界を仰望するような情熱を帯びた眼付をちら/\と横目で見た。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
標準
looking up to (someone)
ウィキペディア
『仰望』は、台湾の女性歌手、レイニー・ヤン(楊丞琳)の6枚目のオリジナルアルバムである。日本では未発売。
出典: 仰望 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0