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連綿

れんめん
形容詞-たる副詞-と頻度ランク #32979 · 青空 127
1
標準
unbroken
文例 · 用例
日うらゝかに、風清き甲板で、大佐や、濱島や、春枝夫人や、轟大尉や、其他乘組の士官水兵等を相手に、私の小説にも似たる經歴談は、印度洋の波のごとく連綿として盡くる時もなかつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
而も猶連綿として六百余年の※生活を継続し来ったのは、彼等が折々に里を荒して、婦女を奪い小児を攫って行くが為に、辛くも子孫断絶を免れ得たものと察せられる。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
其内で私は歴史的に読者の過去を蕩揺する、草双紙とか、薄暗い倉とか、古臭い行灯とか、または旧幕時代から連綿とつづいている旧家とか、温泉場とかを第一に挙げたいと思います。
夏目漱石 木下杢太郎著『唐草表紙』序 青空文庫
燕王に説いて曰く、軍深く入りたり、暑雨連綿として、淮土湿蒸に、疾疫漸く冒さんとす。
幸田露伴 運命 青空文庫
三井家や住友家や、其の他の舊家、酒田の本間氏の如きも、連綿として永續せるものは、之を糾すに皆善く福を惜めるによつて福竭きず、福竭きざる間に、又|新に福に遇ひて之を得るに及べるのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
小牧山合戦の際には秀吉も入城したことがあったというのだが、天下が家康に帰してからは、尾州侯の家老|成瀬隼人が封ぜられ、以来明治維新まで連綿として同家九代の居城として光った。
北原白秋 木曾川 青空文庫
こんにちの我れわれから観ると、単に奇怪な伝説としか思われませんが、わたしの祖父などは昔の人間ですから、井戸の家の血統が今なお連綿としているのは、自害したおっ母さんのお蔭だといって、その命日には欠かさずに墓参りをしています。
岡本綺堂 経帷子の秘密 青空文庫
一体関東に於ける北条氏の地位は、伊勢新九郎(早雲)以来、氏綱、氏康、氏政と連綿たる大老舗の格だ。
菊池寛 小田原陣 青空文庫
作例 · 標準
この地域には、何百年も前から連綿と受け継がれてきた伝統的なお祭りがある。
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祖父から父へ、そして私へと、この時計は連綿と我が家で大切にされてきた。
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シルクロードを通じて、東西の文化交流が連綿と続いていた歴史に思いを馳せる。
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