鼻先
はなさき
名詞頻度ランク #37559 · 青空 589 例
標準
tip of nose
文例 · 用例
ぐいとその石油罐ぐらゐの大きさのお辨當箱に鼻先を突込んで、むしやむしや、がつがつ、ぺつぺつ、といふ騷々しい音を立てながら、それこそ一心不亂に食べてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
はつと氣が附くと、前の兵士の背嚢に鼻先がくつついてゐたりした。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
ぽやつと芳ばしい匂ひが鼻先にくる。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
それは、鼻先きで飯櫃の蓋を突き落しかけていた家無し猫だった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
長火鉢に寄っかかッて胸算用に余念もなかった主人が驚いてこちらを向く暇もなく、広い土間を三歩ばかりに大股に歩いて、主人の鼻先に突ったッた男は年ごろ三十にはまだ二ツ三ツ足らざるべく、洋服、脚絆、草鞋の旅装で鳥打ち帽をかぶり、右の手に蝙蝠傘を携え、左に小さな革包を持ってそれをわきに抱いていた。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
吉田はそろそろあげて来てあった片手でその鼻先を押しかえした。
— 梶井基次郎 『のんきな患者』 青空文庫
だしぬけに「これ螢ですか」と云って組合せた両の掌の隙を私達の鼻先に突出しました。
— ――或る私信―― 『橡の花』 青空文庫
硝子戸に鼻先をくつつけるやうにして、曇天のしたの海を眺めた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
作例 · 標準
冷たい風が吹いて、鼻先が赤くなった。
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子犬が私の鼻先にそっと触れてきた。
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彼の鼻先には、小さなほくろがあった。
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標準
before one's eyes
作例 · 標準
探していた書類が、なんと鼻先にあった。
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突然、強盗が鼻先に現れて、私は声も出なかった。
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夢にまで見た景色が、今、私の鼻先に広がっている。
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標準
tip (of something)
作例 · 標準
鉛筆の鼻先が丸くなってきたので、削らなければならない。
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このペンは鼻先が細いので、細かい文字を書くのに適している。
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釣竿の鼻先にアタリがあった。
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