親の代
おやのだい
名詞
標準
one's parents' generation
文例 · 用例
』と首を出したのは江藤という画家である、時田よりは四つ五つ年下の、これもどこか変物らしい顔つき、語調と体度とが時田よりも快活らしいばかり、共に青山御家人の息子で小供の時から親の代からの朋輩同士である。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
不断、無精な気難かしやでとおっている御主人が、真赭な顔になるまで気を入れてお嬢さまのために母親の代りをしてあげようとしておられるのです。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
親の代からの印刷業で、日がな一日油とインキに染って、こつこつ活字を拾うことだけを仕事にして、ミルクホール一軒覗きもしなかった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
代々魚問屋で相当な物持ちだったが、父親の代に没落した。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
僕んところは親の代から音痴なんです。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
富は親の代からの乞食で、何か乞食振りに地についたものがあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
彼はお艶との恋愛事件から親の代よりの職業を退いてわたしの市塵庵に入り、わたしの弟分の俳人となり、それから江戸派の俳句をわたしと共に現代に再興するに与って力があった。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
要人は父親の代からいる老人であった。
— 田中貢太郎 『竇氏』 青空文庫
作例 · 標準
親の代から続く老舗の暖簾を守るため、彼は懸命に修行に励んだ。
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この土地は親の代に購入したものなので、私には特別な思い入れがある。
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親の代は苦労して店を大きくしたと、祖父はよく語っていた。
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