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祝い棒

いわいぼう
名詞
1
標準
sacred wooden pole used in traditional Koshōgatsu ceremonies
文例 · 用例
楊や白膠木の木を削っていろいろの飾りをつけた祝い棒がこのために銘々に与えられる。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
祝い棒の力 小児は全体に木切れを持って遊ぶを好み、それを持つとかならず少しばかり昂奮する。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
だから、大の子小の子十三人|云々という歌があって、この祝い棒をダイノコと呼ぶ土地もあり、または、男ぼっこ持ちやがれなどという悪口に近い詞さえもあった。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
東部日本ではヨメツツキまたは嫁叩き棒、九州の各地でハラメン棒、対馬でコッパラなどといったのも、すべてこの正月の祝い棒の名で、集めているときりがないが、いずれもこの木切れに女を孕ませる力があると思っていたからの命名である。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
祝い棒にはいろいろの装飾が施されていた。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
あるいは粥杖というので別もののごとくにも見えるが、それもまた一つの祝い棒の役目から出た名であった。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
だから若い衆などがついて来て、小声でその文句を授けるのが例であったというが、そのようにしてまで小児の口から、常は言わないことを言わせていたのは、つまりはこの正月の祝い棒の力を認めていたからであった。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
神の依りたもう木から我々の中へ尊い言葉を伝えるのが子どもの役であり、それがまた正月の御祝い棒に言葉を神聖にする力が籠るとした古代人の理由かと思う。
柳田国男 こども風土記 青空文庫
作例 · 標準
小正月の朝、地域の人々が集まって、燃え盛る祝い棒の周りで豊作を祈った。
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「この祝い棒の火で、一年の厄を払うんだよ。」と、年配の人が子供に説明していた。
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神社の境内には、新年の無事を願うための立派な祝い棒が立てられていた。
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