ギラッと
ギラッと異読 ギラっと・ぎらっと
副詞
標準
dazzlingly
文例 · 用例
」 この時水色の烈しい光の外套を着た稲妻が、向うからギラッとひらめいて飛んで来ました。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
あのすきとおる沓とマントがギラッと白く光って、風の又三郎は顔をまっ赤に熱らせて、はあはあしながらみんなの前の草の中に立ちました。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
向きの工合で、翼が銀色にギラギラッと光った。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
――急に低くなった眼の前の黒い山影の隙間を通して、突然強烈な白色光が、ギラッと閃いて直ぐに消えた。
— 大阪圭吉 『白妖』 青空文庫
五月の太陽がまたギラッと鏡にうつり、私の情慾をむやみにあおる。
— 久坂葉子 『四年のあいだのこと』 青空文庫
「イヤ、あれも聞き覚えのない声ではなかったぞ」 途端、稲妻の様に、ある戦慄すべき考えが、ギラッと彼の頭の中にひらめいた。
— 江戸川乱歩 『猟奇の果』 青空文庫
くらい廊下のなかで、ギラッと目ばかりをひからせて、ニタリと笑った口は耳もとまで裂けて……まだこんなおそろしい顔は、いままでに見たことがありません。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫
マンの眼がギラッと光った。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫