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単縦陣

たんじゅうじん
名詞
1
標準
single line (of ships)
文例 · 用例
間もなく四つの洞窟から、探照灯がサッと碧海湾の波をてらし、一艦また一艦と狼岩をめがけて動き出して、四時には、もう『最上』を先頭に、『千種』『吉野』『三隈』と、ずらりと一列の単縦陣をつくった。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
煙のなびく大島の沖にさしかかった時、見下すと、昭和遊撃隊の三隻が、小さく美しい単縦陣をつくって、白波の尾をひきながら進んでいる。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
日本艦隊の加古、古鷹、衣笠以下の七千|噸巡洋艦隊は、その快速を利用し、那智、羽黒、足柄、高雄以下の一万噸巡洋艦隊と、並行の単縦陣型を作って、刻々に敵艦隊の右側を覘って突き進んだ。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫
零時二十分、武男は、分隊長の命を帯び、副艦長に打ち合わすべき事ありて、前艦橋に上れば、わが艦隊はすでに単縦陣を形づくり、約四千メートルを隔てて第一遊撃隊の四艦はまっ先に進み、本隊の六艦はわが松島を先登としてこれにつづき、赤城西京丸は本隊の左舷に沿うてしたがう。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
敵は単横陣を張り、我艦隊は単縦陣をとって、敵の中央をさして丁字形に進みしが、あたかも敵陣を距る一万メートルの所に至りて、わが先鋒隊はとっさに針路を左に転じて、敵の右翼をさしてまっしぐらに進みつ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
八千メートル……八千五百……九千……九千八百メートル……ようやくのことで主砲射程外に逃れ得て吻っとしたが、その時暮色|靉靆たる左舷西方遥か水平線の彼方に、さらに単縦陣三隻ばかりの煙を発見したのであった。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
作例 · 標準
艦隊は単縦陣を維持したまま、敵艦の側面を突くべく全速力で進撃を開始した。
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単縦陣の先頭を行く旗艦からは、次々と後続艦へ向けて信号旗が掲げられた。
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荒れ狂う海の上で、船団は衝突を避けるために正確な単縦陣を保ち続けた。
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ウィキペディア

単縦陣(たんじゅうじん)とは、艦隊の各艦が縦一列に並ぶ陣形のこと。

出典: 単縦陣 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0