声はすれども姿は見えず
こえはすれどもすがたはみえず
表現
標準
it's audible but invisible
文例 · 用例
当時夢声老は二十何歳の青春の頃であったでしょう、声はすれども姿は見えずなれど周囲の赤坂の名妓連が、「私!
— 小野佐世男 『私の洋画経歴』 青空文庫
声はすれども姿は見えず……チッ!
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
声はすれども姿は見えずと云う俗謡はとくに吾輩のために作った者ではなかろうかと怪しまれるくらいである。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
「声はすれども姿は見えず」と云うことはあるが、姿ばかりか声までがこんな工合に違って来て、人間の言葉か動物の啼きごえか分らないようになっているのだから、それで家来たちに生きている證拠を示すことは容易でない。
— 谷崎潤一郎 『武州公秘話』 青空文庫
作例 · 標準
「声はすれども姿は見えず、お師匠様はどこに隠れておいでですか?」
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深い霧の中から話し声が聞こえるが、声はすれども姿は見えず、薄気味悪い。
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「声はすれども姿は見えず」の状態で、彼女はカーテンの裏からこっそり僕を驚かせた。
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