上げ舵
あげかじ
名詞
標準
pull on the control stick
文例 · 用例
機体の全部に関する精確な検査能力と、天候に対する鋭敏な観察力と、あらゆる危険を突破した経験以外には、何者をも信用しない事にきめている私は、そうした司令官や同僚たちの、迷信じみた心配に対する単純な反感から、思い切ってこうした急角度の上げ舵を取ったのであった。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
……なぞと思い続けながら、軽い上げ舵を取って行くうちに、私はフト、私の脚下二三百米突の処に在る層雲の上を、11機の投影が高くなり、低くなりつつ相並んで辷って行くのを発見した。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
それを逃げて一段たかく上げ舵をとった時、私たちの下にまんまんたる青い敷物があった。
— 虹を渡る日 『踊る地平線』 青空文庫
急いで上げ舵を取りました。
— 岸田國士 『北支物情』 青空文庫
下は水だ」 こう叫ぶと、私は、ぐい、と上げ舵を取った。
— ――機上から投下された手記―― 『空飛ぶ悪魔』 青空文庫
作例 · 標準
上げ舵の例文